Resciesa |
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レシーサ高原 (イタリア) |
Shohrter Walks, p. 133, Puez Odle, Rasciesa and Geological Phenomena 今日はVal Gardenaの活動プログラムの一つ,"Guided Hike in the Dolomites UNESCO Area"に参加すべく,雨の中,バスでOrtisei/St. Ulrichへ行き,エスカレータとムーヴィング・ウォークを乗り継いでRaschötzerbahnのSeceda駅に向かった。昨年できた,新しいケーブルカーだ。駅で待っているとインフォメから電話があり,「今日は中止になった」という。 あきらめきれずに,ケーブルカーに乗って,Resciesa/RashotzのRif. Resciesaで待つことにした。上はみぞれが降っていた。ラム入りコーヒーで体を温めながら,1時間ほど待った。リフュージオのおかみさんが,盛んに炉に薪をくべている。「家全体を暖めるのか」と聞くと,「いや,この石を暖め,部屋を暖めるのだ」という。このような暖房は他のリフュージオでも見た。 10時半ごろになると,雲が次第に晴れてきて山が姿を現した。雪だ!昨夜からの雪で,頂上付近が冠雪している。裏手からみた名峰Sassplungo/Langkofelもうっすらと雪化粧をしていた。 雨が止んだので,トレッキングを開始した。20分ほど歩くと,牛が行く手を阻んでいる。後ろから来たカップルとともに牛をよけながら通り過ぎた。ドイツから来たというそのアベックは,「毎年ドロミテに来ているが,今年は寒い。これまで,雪は見たことがなかった」と言った。 すぐに牧場になった。大きなカウベルをつけた牛が盛んに牧草を食べている。「ウシさんはエライ!草を食べ,ミルクを作り,牛肉を作り,ウシさんはエライ」と思った。 牧場のそばに小さな山小屋があったので,ここで昼食とした。大きなカウベルが2個。大変大きく,重そうなので驚いた。家族はドイツ語でしゃべっていた。 このまま行ってもだらだら下りるだけなので,ケーブルカーでOrtisei/St. Ulrichに戻った。この町はS. Cristina/St. Christinaよりかなり大きく,観光客が大勢いた。反対側のロープウェーでMont Seucへ行った。ここはAlpe di Suisiのもう一つの入口だ。雪山が間近に迫ってきれいだ。リフトでSole Sonneへ降りた。Alpe di Suisiのど真ん中だが,まわりには何もない。ただただ草原が続くだけだ。建設中のホテルが1軒あった。 Monte Seucのレストランで,有名なオーストリア菓子Apfeldstrudelを食べた(「食の 楽しみ」で紹介)。リンゴがたっぷり入っていた。暖めて食べるとおいしい。このあたりでも人気のお菓子で,町の菓子屋さんでも行列を作っている。 夕方になったので,ホテルに戻って,Uridlでの「最後の晩餐」を堪能した。
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Resciesa高原 Resciesa高原 カウベルと子供 Ortiseiの町 シウジ高原 冠雪したSassolungo
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