Dachstein

★★★★★

ダッハシュタイン (オーストリア)


7
/26
(火)晴れ

7時前にホテルを出て,7:20発の列車でAttnang-Puchheim経由Hallstattへ向かった。今日は朝からトラブル続き。

まず,Salzburgで列車の番線を間違えたことを発車2分前に気付き,重い荷物を抱えてダッシュ。次にAttenang-Puchheim駅で,ドアが開かなかったため車内に数名取り残され,次のWels Hbf.まで行って引き返した。台湾女性2名と現地人2名と一緒だった。(欧州では,ドアは個別に自分で開ける。)

Hallstattに着いてホテルに電話すると,隣の駅に来い,という。折から反対側から来た列車に乗り,降りた駅はOberseeという無人駅。出口から出ようとして驚いた。いきなりあぜ道だ。老夫婦が心配そうにして「ここは何もないよ。どこへ行くの」と聞いた。ホテルの名を告げると,「ああ,それは反対側Obertraunだよ。次の列車は2時間後。近くにレストランがあるので,一緒に行こう」とのこと。

レストランで昼食をとり,荷物を置いて湖畔など散歩した。子供たちが数十名,マウンテンバイクで遠足にきている。ここではトレッキング,ランニング,マウンテンバイクなど,野外スポーツがとても盛んだ。トレッキングコースはもちろんのこと,バイクコースも非常によく整備され,コースごとの番号がついている。アウトドアを学校の正課にしているのだろう。

ようやくホテルに着いたのは13時すぎ。湖畔にある小さなホテルながら広大な庭園やプールがある。

明日はまた天気が悪くなるというので,急ぎ準備してDachsteinに向かった。

バスでロープウェーDachstein-Wellwebe-Seilbahnの駅へ行き,ロープウェーを2つ乗り継い でクリッペンシュタインKrippensteinへ。すでに高度は山頂で2109m。ひんやりとした空気が身を包む。皆が歩く方向に向かっていると,ハンググライダーでこれから飛び立とうとする人がいた。ハンググラーダーは一気に飛び降り,みるみる小さくなった。見ているだけで気持ちよさそうだ。

頂上からみる風景は絶景だった。冠雪したダッハシュタイン山脈,その周囲に広がる高原,そして眼下に輝くハルシュタット湖。

しばらく絶景を堪能したあと,5 fingersという展望台に向かった。山腹から5本の指のように突き出た鋼鉄製の展望台だ。透明板の下を見ると足がすくむ。湖がいっそうきれいに見えた。

ロープウェイはさらに一つあり,頂上から反対側に降りている。その先にトレッキングコースがあり,上から見るととてもよく整備されている。時間があれば歩きたかったが,すでに時計は4時を指していた。

バスでObertraun Bahnhof駅へ行き,ホテルに戻った。夕食は名物マス料理を堪能した。大型のマスをグリルで焼いて,サラダの上に乗せてあった。

《おすすめホテル》

Seehotel am Hallsttersee
Seestraße 152, Hallstatt 
+436131462

Obertraun駅から徒歩5分,湖畔にあるホテル。Hallstatt市街の対岸にあり,市街からはバスでObertraun Bahnhofへ (5-6分)。Dachstein行きはObertraun駅からのバスがあり,便利だ。プールや中庭があり,部屋も広く格安。静かな湖畔を楽しみたい人には好適だ。なお,Obertraun駅には各駅停車しか止まらない。

写真をクリックすると拡大されます

 

マウンテンバイクの遠足で

休憩する子供たち

クリッペンシュタイン山頂から
ハルシュタット湖

山頂からダッハシュタイン山脈

ハンググライダー

5 fingers

5 fingersからハルシュタット湖


Seehotel am Hallstatersee