まとめ

 

20日間の旅行を振り返り,今後の参考とする。

・バルカン半島横断を通じて,この地域の自然,歴史,文化,人情に触れることができた。

・この地域には美しい海,山,湖,渓谷がある。とくにプリヴィツェ湖群,アドリア海,ユリアアルプスはすばらしい。

・多くの世界遺産を通じて,この地域には紀元前からの古い歴史があることを知った。また,ギリシャ,ローマ,トルコ,ソ連に支配された期間が長いため,その影響がいまだに残っている。

・とくに東の地域はギリシャ,トルコの影響が強く,西の地域は西欧の影響が強い。

・東から西に移動するにつれて,経済が豊かでインフラも整備されているという印象をもった。英語も西に行くほど通じやすい。

・東から西に移動するにつれて,物価は高くなる。(ドイツに入ると急激に高くなる)

・バルカン半島の諸国は南北に連なる山脈が国を分断し,鉄道は主として南北方向に走っているため,今回のような横断旅行にはバスを使う必要がある。

・長距離バスはかなり整備されており,夜行バスを使えば横断旅行は問題なくできる。バスはいずれもベンツ製で,リクライニングシートつきだ。問題は統一された時刻表がないことで,このため情報取得にかなり苦労する。(とくにブルガリア 〜マケドニア)