雪谷旅人の旅ブログ
中欧世界遺産の旅(2009年8月26日〜9月8日)このブログは,15日間にわたる中欧世界遺産の旅の記録である。
欧州ではこれまで,西欧を中心に訪問してきたが,今回は中欧のとくに世界遺産を中心に回ることにした。
中欧はオスマントルコによる長い支配ののち,600年にわたるハプスブルグ家の栄華を見た。しかしその後,ナチとソ連に支配された。永らく続いた他国による支配で人々は抑圧された生活を営んできたが,今や多くの国が独立し,EUに属しながら独立の道を歩んでいる。このような地域で,過去の歴史が文化や建築,風景にどのような影響を残しているか,またその歴史をいかに大切に保存しているかをつぶさに見てきた。
このため,今回の旅行ではまず世界遺産の位置を地図に書き込み,それを効率よく回るルートを考案した。この地域では鉄道は首都を中心に放射状に伸びており,いわゆる環状のルートは非常に不便である。とく
に
ハンガリーのエゲルからスロバキアのレボチャ,さらにポーランドのクラコウに至るルートが最も困難であった。また,チェコのプラハからチェスキークロムロフ,さらにウィーンに至るルートは,ガイドブックでは鉄道しかなく,非常に不便であるが,幸い最近できたバス,シャトルのルートで効率よく回ることができた。
これから始まるブログでは,日記形式で見たこと,思ったことを書き,さらに将来この地域を旅行する人のためにいくらかの情報を提供したい。
また,自分の印象ではあるが,観光地を★の数でランキングした。
旅程表:
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