8月30日(日)快晴
ホテルを6:00に出て,6:34発の列車でFüzesabonyに向かった。ここで列車を乗り換えて,スロ
ヴァキアへの国境を越える列車でKošiceに向かう。切符は国境の手前までで,あとは列車で買って下さい,とのこと。
Košiceから急行列車Liptovに乗り換えてSpišská
Nová Vesに向かう。列車は険しい山岳地帯を疾走し,トンネルや鉄橋をいくつも渡る。
11:00にSpišská
Nová Vesに着き,右手100mのところにあるバスセンターでLevoca行きのバスを待った。(時刻表は下記参照)
Levocaはルネサンス時代に栄えた商業都市で,周囲を城壁で囲まれた小さな町だ。直径3km程度か。
バスは城壁のKosice門の前で止まった。Levocaが終点のバスは
この門から1kmほど離れたバスセンターに止まる。そうすると,タクシーも人もいない。
ホテルにチェックインしたあと,Levocaの町を見学した。聖ヤコブ教会は修復中であったが,ゴシック建築が美しい。囚人をさらし物にしたという「恥の檻」もあった。入口から反対側の城壁へ行くと,見渡す限りの青野原と山であった。
少し疲れたので,マイストラ・マイラー広場の木陰で昼寝をした。15〜20分程度寝ただろうか。突然,ドーンと何かが乗ってきた。犬かと思えば,子供だった。2〜3人の子供が「あいつがやった」「いや,こいつだ」と言い合っている。いたずら坊主だ。
スロヴァキアの子供はとてもかわいく,いい服装をしていた。服装という点では,ハンガリーと比べものにならない。経済はよいのだろう。
18:00から聖ヤコブ教会でミサがあった。この小さな町で,これだけの人がどこから湧いて来るのだろう,と思うほど,聖堂は満員だった。
夜はガイドブックお勧めのレストランでスロヴァキア料理を食べた。ブリンゾヴェベー・ハルシュキという,じゃがいもと小麦粉をこねて羊チーズに浸したものだ。いなかの味がした。
《Spišská
Nová VesからLevocaへのバス時刻表》
右写真。Levoca ASはバスセンター止まり。XP,
aなどは曜日限定。バスセンターは右の地図,左端中央にあるバスのマーク。Kosice門(下端の門マーク))から1km。門前にもバス停がある。
《Lovocaのインフォメ》
Kosice門から入って突きあたりにある。
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