2月2日(日) 曇りときどき晴れ
この日はパイネ国立公園ヘのツアー(25,000CHP=5,000円)だ。
朝8:00,ツアーバスがホテルに迎えにきた。各ホテルを巡回し,総勢15名のツアーになった。
バスはウルティマ・エスペランサ湾の北側を回り,西へ向かった。途中,トイレ休憩ののちアズル湖Laguna Azur,パイネ滝Cascade
Paineで休憩。トーレス・デル・パイネの絶景を見る。約2時間半でアマルガ湖管理局Porteria Laguna Amargaに到着。ここで国立公園入場料(18,000CHP=3,600円)を支払い,パスポートにスタンプを
押してもらう。これがあれば国立公園に3日間出入りできる(出入りしなければ期限はない)。
パスは定期バスと同じルートを辿りながらプデートPudeto,
国立公園管理事務所Centro de Visitantes y Administracion(定期バスの終点)へ。途中,Lago
Nordernskjold, Lago Pehoe, Lago
Toroの絶景を見る。Paine GrandeとTorres del Paineがようやく姿を見せ始めた。
管理事務所の裏庭で昼食。各自持参の弁当だ。その後さらに奥へ。Guarderia Greyでバスを降りてグレイ湖の展望台Mirador Lago
Greyまでトレッキング。吊り橋を渡り,湖畔を通って約20分で展望台に着いた。
絵葉書などの写真ではグレイ湖の湖面いっぱいに氷山が浮かんでいるが,この日は氷山は1個だけ。何か観光のため1つだけ運んできたような感じ。グレイ氷河Glacier
Greyはかなり後退しているのだろう。
帰路,コンドル展望台Mirador
Condorへ登り,ペオエ湖Lago Pehoeとネグラ湖Laguna Negraを見る。Lago Pehoeに浮かぶ小島には桟橋でつないだホテルHosteria
Lago Pehoeがある。ここはペオエ湖の向こうにパイネ山が見える絶景のホテルだ(文献2, p.100)。朝焼けのパイネはとくにすばらしいという。
その後,カフェテリアCafeteria Pudetaで休憩。Guardera
Pehoe Grande行きの双胴船が見える。そこからのトレッキング・コースは抜群というが,ここは公園内で1泊しなければ行けない。
帰路,公園を出て約2時間,ミロドンの洞窟Cueva
del Milodonへ。氷河期後期に削り取られた洞窟で,ミロドンという巨大な動物の骨が発見された。先住民の住家にもなっており,考古学的にも貴重。
プエルト・ナタレスに帰ったのは夕方7時を過ぎていた。
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