Alghero |
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アルゲーロ (イタリア) |
アルゲーロはジェノヴァのドーリア家が12世紀に開いた町だが,14世紀にカターニャ・アラゴン人に占領され,以後長らくカターニャの植民地だった。旧市街のチェントロ・ストーリコCentro Storicoは今でもカターニャの影響が強い。 旧市街は城壁で囲まれており,随所に監視用の塔がある。塔は戦没者の碑や牢獄など,歴史的な意味をもつものが多い。 旧市街の建物はスペイン風であり,狭い路地に瀟洒な建物が並んでいる。サンタ・マリア・カテドラルの正面は補修工事中だった。 海岸通りに出て軽食をとったあと,再びインフォメへ。「スペイン村」について聞こうとすると,「スペインではありません。カターニャです。」と言われた。確かに,カターニャはスペインであってスペインではない。今でも独立運動が頻繁に起こっている。ここの「カターニャ地区」では,年配の人は今でもカターニャ語を話す。最近,学校でカターニャ 語を教えるようになったので,若い人もカターニャ語を話すという。色々な文化が混在する島,それがサルデーニャだ。 15:45発のバスでサッサリへ帰った。
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城壁と塔 旧市街 海岸通り
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