Lollove

★★★★

ロローヴ (イタリア)


11月9日(土) 晴れ

朝6:55にヌーオロ市内Via A. Manzoni発のマイクロバスでロローヴLolloveへ向かった(ロローヴ行きは1日2本のみ)。曲がりくねった山道を走ること20分,さらに砂利道に入って10分。ようやくロローヴに着いた。

ロローヴLolloveはバルバージャン地方の小さな村。人口200人くらいか。着いたところはマリア像のある交差点だった。バス停も広場もない。人も一人もいない。村はまだ寝静まっていた。

祭りの準備ができるまで,村の内外を散歩した。少し離れて見ると,この村は山肌に張り付いているように見える。谷には山羊がいた。

10:00ごろになって,ようやく祭りが始まり,お客さんも増えてきた。と言っても,開会式もパレードもない。村人が自分の家や庭を解放して思い思いに売店やレストランを開いているだけだ。ジャムやチーズ,陶器,ワインなど。車で町から来た客は,おみやげをいっぱい買っていた。

ある家で,民謡の演奏が始まった。近くにいた夫婦が踊りだした。いかにも山里らしい民謡だ。

自宅を開放した家では,キッチンやダイニング・ルームを見学することができた。民族衣装を着たおばあさんもいた。バルバージャン料理として,豚の腕肉と豆の煮つけを食べた。5Euro。村中を歩きまわっているうちにいつの間にか14時ごろになった。帰りのバスは14:35に来るはずだが,実際には15:00に来た。バスを待っていると,若い女性が,「大丈夫?私たちは車があるけど」と聞い てくれた。丁度そのとき,バスが来た。

ヌーオロのホテルで荷物を取り,17:40発のARSTバスでオルビアへ向かった。このバスは各駅停車で,オルビアまで3時間近くかかった。(この路線,ARSTはすべて各駅停車。Turmotravel社が特急バスを1日1便運行している。)
 


写真をクリックすると拡大されます


遠くから見たロローブ村

サンタ・マリア・マドレーヌ教会


ジャムを売る子供


カチョカヴァッロ・チーズ


民家の台所


民家のダイニング・ルーム

民族衣装を纏った女性

祭りの準備


豚腕肉と豆の煮つけ


民謡の演奏

wav

演奏に合わせて踊る人


自宅の庭を解放


陶器