Esztergom/Visegrad |
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エステルゴム,ヴィシェグラード (ハンガリー) |
10月19日(火) 曇り
8時半ごろストロヴォŠtúrovo駅に到着。タクシーで対岸のハンガリー・エステルゴムに向かう。このあたりではドナウ川は蛇行しており,スロヴァキアは西,ハンガリーは東側だ。タクシーは橋を渡り,エステルゴム市内を通過してハンガリー・カトリックの総本山の大聖堂の前まで行ってくれた(20分,5 Euro)。エステルゴムは10世紀から13世紀まで,ハンガリーの首都だった。初代国王イシュトヴァーン1世がキリスト教化を決めてハンガリー王朝の幕開けになった。 大聖堂は「ハンガリー最大」というが,これまで見た中で最も大きく,立派だった。祭壇上部には有名な絵画「聖母マリアの昇天」があった。世界最大級という。 ドーム展望台に登るため,約500段の階段を上がった。展望台での見晴らしは最高。ドナウ川と対岸のストロヴォの町,エステルゴムの町が一望できる。 町に降りたとき,まだ11時だったので,かねて行きたかったヴィシェグラードVisegrádに行くことにした。インフォメで聞くと,1時間に1本バスがあるというが,さきほど乗ったタクシーのドライバーは「往復20 Euro程度」と言っていたので,この会社に電話してタクシーを呼んだ。 ヴィシェグラードまでは田舎道を21km,約30分。要塞を目指してドライブした。駐車場から階段を上がり,要塞に到着。山々の間をぬって流れるドナウ川が東から南に流れを変えるドナウベンドは,ハンガリーでもっとも美しいパノラマが開けたところとして有名だ。少し霞んでいるが,ドナウ川の流れがよく分かる。 帰路,王宮跡に寄ってエステルゴムへ帰った。 バスには少し時間があったので,バスセンター近くのレストランに入ると,めずらしく日本人男性二人連れがいた。ブダペストからバスで来たという。
バスと列車を乗り継いで,夕方ブラチスラヴァに戻った。 ガイドブックには,ブダペストからのバスと列車しか書いてないが,ブラチスラヴァから行くこともできる。本文にあるように,ストロヴォまで列車で行き,バスかタクシーでエステルゴムに入る。 エステルゴムとヴィシェグラードの間もバスで結ばれているので,ブダペストからは両方を周遊することもできる。 ハンガリー国内のバス時刻表は:http://www.volanbusz.hu/en/domestictravel/interurban
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写真をクリックすると拡大されます エステルゴム大聖堂 大聖堂内部 「聖母マリアの昇天} 世界最大級の絵画 ドーム展望台から 大聖堂前庭 ドーム展望台から エステルゴム市内 (橋の向こうはスロヴァキアの ストロヴォ) ヴィシェグラード要塞 ヴィシェグラード要塞から ドナウ川 ヴィシェグラード要塞から ドナウ曲がり 宮殿と要塞 宮殿(復元工事中) |