Revelstokeの町は意外に開けた町だ。街並みは洒落ているし,スキーのメッカとあってスポーツ用具のいい店がある。レストランも抜群だった。
宿舎のPowder Pillow B&Bに着くと,オーナーのNicole &
Daveが温かく迎えてくれた。2階の一部,2LDKすべてが私たちの宿舎だ。広くて快適だ。窓からは広い芝生の庭と遊具が見える。幼児2人の,絶好の子育て環境だ。
7月2日(火) 快晴
インフォメによると,Mt. Revelstoke
Summit地域はまだ雪のため閉鎖されている。どこまで行けるか分からないので,とりあえずMeadows in the Sky
Parkwayに入った。入口のゲートは8:00に開いたが,途中のゲートは閉鎖され,これ以上進めなかった。この間,つづら折れ道路の両側には高山植物が多く咲き,まさにMeadows(草地)がきれいだ。ところどころに,Revelstokeの町が見える展望台があった。
トレイルD:Inspiration Woods
ゲートで引き返し,Inspiration Woodsと呼ばれるトレイルに入ることにした。Colubia
Mountain Rain
Forestと呼ばれるこのトレイルには,針葉樹林の間にせせらぎがあり,苔やシダ類が生い茂る静かなトレイルだ。1周2.5kmの快適な散歩だった。
その後Trans-Canada Highway 1号線をGolden方面に戻り,Skunk
Cabbage, Giant Cedersと呼ばれる2つの木道を散歩した。前者は湿地帯で,Skunk
Cabbageという植物が多生する。雪解けの頃,黄色い花が咲くという。後者は杉の大木がある。
帰路,Canyon Hot
Springに寄って温泉に入った。31Cの冷水と40Cの温水がある。気候が暑いので,40Cでもかなり熱く感じた。
夕食には久しぶりに日本食。こんな田舎で本格的な寿司が食べられるとは思わなかった。
この日から3日間,日中,30Cを超える猛暑がこの地方を襲った。室内には冷房がないので寝苦しかった。
7月3日(水) 快晴
Mt. Revelstokeにはゴンドラとリフトがいくつかあり,夏季にはMt. Revelstoke
Resortへ行くコンゴラのみが午前中,運行されている。このリゾートで朝食ビュッフェがあるというので,朝一番,6:30に上がった。絶景を見ながら,久しぶりに本格的な朝食を摂った。
トレイルE: Begbie Creek
その後,Highway 23を南下し,Begbie
Creekへ向かった。トレイルヘッドから上がること約1時間,下りにさしかかった。マウンテンバイクに乗った若い女性が荒々しい下りを突っ走った。
やがて広い車道に出て,滝に着いた。Begbie
Fallsという,めずらしい双子の滝だ。ここでしばらく休んだのち,Upper Arrow Lakeに出た。
車道に上がると,米国オレゴン州から来たというカップルに出会った。大型のバンにベッドや食糧を積み込んで,3カ月間の旅という。「下まで送ってあげよう」という言葉に甘えてよかった。実際,この暑さで車道を4kmも歩けば干上がってしまう。
宿舎のB&Bで一休みしているうちに,今後の予定について考えた。Stanley
Glacierへ行くには,ここを早く出た方がいい。急いで荷物をまとめ,オーナーに別れを告げたあと,Golden経由Radium Hot Spring
へ向かった(約250km)。
《おすすめホテル》
Powder Pillow B&B
1103 Pine Ridge Crescent, Revelstoke, BC
Tel:
(250) 200-0388
住宅街にあるB&B。2LDKで部屋は広い。ベッドは寝室のダブルベッドとLDKのソファーベッド。キチンつき。朝食としてパン,牛乳,オレンジジュース,シリアル,果物かごが常時おいてあり,いつでも利用できる。近くには徒歩で行けるような散策地はない。
《おすすめレストラン》
Kawakubo Japanese Restaurant
109 1 Street East, Revelstoke, BC
Tel:
(250) 837-2467
URL: http://www.kawakubo-revelstoke.com/
ダウンタウンにある日本料理店。寿司がおいしくてreasonable。日本人なら,$20のSushi Combo
A(サラダ,味噌汁つき)と2-3のさしみで十分(URLにメニューあり)。オーナーのカワクボさんは,4年前にRevelstokeに来たという。
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