2月8日(土)
晴れ
ペリト・モレノ氷河Glaciar Perito Morenoはロス・グラシアレス国立公園Parque Nacional
Los Glaciares(世界自然遺産)の一部である。
エル・チャルテン7:30発のバス(Chalten Travel社)でエル・カラファテへ(200ARS=2,400円)。10:00着。タクシーでホテルへ。
午後は先日予約しておいたCal
Tour社のペリト・モレノ氷河ツアーだ。(バス200ARS, 国立公園入場料130ARS,
観光船120ARS,合計450ARS=5,400円)このツアー・バスは送迎のみで観光船や展望台は自分で回る。一種の「定期バス」だ。
エル・カラファテのバス・センターを13:00に出発。途中,ロス・グレーシャス国立公園入口で係員がバスに乗りこんできて入場料を徴収。
ペリト・モレノ氷河の観光船乗場についたのは14:30ごろ。15:00発の観光船でリコ水道側から氷河を見る。
高さ60mの巨大な氷河が眼前に現れる。乗客は競って氷河を背景に写真を撮り合う。
氷河の一端には氷河トレッキングに向かう人々が小さく見える(65歳以上は禁止)。
約20分間,氷河の前で行き来したのち,船は波止場に帰った。バスはその後展望台へ。展望台に4時ごろ到着し,午前中のツアー客と入れ替わる。展望台では3時間観光できる(ただし,これはバス会社の都合で,ピストン運転をしているからだ)。
展望台は全長数kmの巨大な遊歩道と数か所の展望台Balkonからなる。第一展望台からはリコ水道Brazo
Riko側とロス・テンパノス水道Canal de Los Tempanos側が一望でき,遊覧船で見たものはリコ水道側のほんの一部であることが分かる。
さらに下に降り,第二展望台などからは氷河の先端を間近に見ることができる。時折,パーンという弾ける音が聞こえ,氷河の崩落が起こる。これをビデオに収めようと構えるが,崩落はどこで起きるか分からない。何度もトライしたが,ついに崩落の瞬間を捉えることはできなかった。
それにしても,これまでいくつもの氷河を見てきたが,こんな巨大な氷河は初めてだ。やはりここはアルゼンチン観光の一大スポットだ。
バスが来るまで時間があったので,カフェでビールを飲んだ。エル・カラファテに帰ったのは8時を過ぎていた。
エル・カラファテの町は観光客で賑わっていた。レストランでは名物のパリージャ(羊の火あぶり)が客を呼んでいた。
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